好き避け男性によくある態度に「好きな人に急に敬語を使う」というものがあります。
もちろん、2人の関係性によっては常に敬語のみという場合も当然あると思います。
しかし、緩める場面で緩めることもなく、敬語の使いどころがあきらかに不自然な場合は好き避けからくる男性心理なのかもしれません。
本題に入るまえにココをチェーーーック!!
好き避けをしてしまう男性は以下のような特徴を持った人に多いです。
- シャイ
- 真面目(誠実)
- 理系(論理的)
- 下ネタを自分から言わない
- 仕事が出来る・早い・優秀
- 自己顕示欲が強い
- リーダーシップがある
- 頭が良い
- プライドが高い
- 運動神経が良い
- Sっけがある
- 常識的(社会性を重んじる)
- A型orB型
- 猫好き
- 社会的な「称号」や「功績」を持っている
- ドライでさっぱりした性格
- 勝負事にこだわる
- 歩く速度が速く動きが軽やか(機敏)
あなたの好きな彼が5つ以上当てはまれば、好き避け男子である可能性が高いですよ!詳しくは「好き避け男子攻略の極意」をお読みください。※ 当研究所独自の考察です。コピーやリライトはご遠慮下さい。
「好きな人に敬語」は2パターンある
好きな人に敬語で話してくる好き避けくんですが、敬語になる理由が大きく分けて2パターン存在します。
- 敬語を外してくれないパターン
- 好きな人に急に敬語になるパターン
いつまでも敬語を外してくれないパターン
例えばあなたと彼が同じグループでつるんでいる・・
など、そういった関係性であれば、関わっていくなかで自然と打ち解けて敬語を使わない関係になれるものなのですが、なぜかあなたにだけいつまで経っても敬語をつかって他人行儀だったりします。
他の人にはタメ口で親しく話している様子なのに、
わたしだけ一向に敬語が抜けてくれない・・・
と寂しい気持ちになってしまいます。
好きな人に急に敬語に切り替わるパターン
今まで敬語じゃなくタメ口も交えて仲良く話してくれていたのに、突然敬語を一貫して話してくるようになります。
この場合、敬語を使うわりに態度はやたら辛辣で言葉尻に険があるなど、どこか不自然で矛盾する態度が見られます。
いつまでも敬語を徹底してしまう理由
一つ目の「いつまでも敬語を外してくれないパターン」を詳しく説明します。
好き避け男性が好きな女性にいつまで経っても敬語を外してくれないのは、あなたとの距離感が一向に掴みきれないからです。
距離感が掴みきれないというのは心の距離の事ですね。
なんとも思わない相手なら・・
ただの友人や知り合いレベルの人であれば、普段から自分の頭の中の割合の多くを締める事はありません。
相手を意識するのは何か関わりがある時だけですので、理由があって思い出すことはあっても普段はその存在を忘れています。
必要な時に必要な分だけ相手のことを思い出せばいいだけなので、相手との関係性の全体像を冷静に判断することが出来るのです。
程よい距離感さえ保ってさえいれば問題なく関係は維持できるので、現実の距離感を掴むのは難しいことではありません。
なので、敬語をはずすタイミングが容易に掴めるのです。
好きな人となると・・
しかし、好きな女性の事は場所や時間やタイミングに関係なく、いつでもどこでもどれだけでも考えてしまいます。
心の中の好きな女性の存在感は圧倒的に人と違います。
普段から自分の意識の近いところにずーーっと存在するのです。
そのため、意識上ではすごく距離が近いのに現実では距離がそれなりにあるので、混乱が生じて実際の距離感を把握できなくなってしまいます。
なので、現実では好きな人とどのくらいの距離感なのか?が全く掴めないので、どのタイミングで敬語を外せばベストなのかが分からなくなってしまうのです。
もともと人間関係の構築に慎重な好き避け男性なので、どんな相手であってもヘタにタメ口になって馴れ馴れしいと思われたくないという気持ちが強いです。
そうなると、好きな相手であればなおさら嫌われたくないという気持ちが強いので、馴れ馴れしいと思われないためにも敬語を外せなくなってしまいます。
好きな人だからこそ一番いいタイミングで敬語を外して距離を縮めたいのに、好きな人だからこそベストなタイミングが図れずに、いつまで経っても敬語で話してしまうという臆病な態度になってしまうのです。
好き避け態度の中でもやっかい
いつまで経っても敬語で話してくるタイプの好き避けくんは少し面倒です。
なぜ面倒かというと、
敬語で喋らなくていいよ~
とこちらから歩み寄っていっても、それをきっかけに敬語をやめることはないからです。
頑なに敬語を通してこようとします。
これではいつまでたっても相手との距離を縮める事ができません。
女性側が好きでも、だんだん、
なんなのもう・・
と呆れた気持ちになってしまいます。
好き避けするなら冷たくてもそっけなくてもいいのですが(いやよくないけど笑)、他人行儀は好き避け態度の中でも一向に距離が縮まらないので、歯がゆさ余って寂しさ100倍です。
敬語を外してもらうには
いつまで経っても敬語が抜けない好き避けくんには、少々荒治療が必要です。
それは、好き避けくんの前で他の男性とタメ口で仲良く話す事を繰り返すのです。
他の男性とタメ口で楽しく話している姿を好き避けくんに見せ付けるのです。
その際、ボディタッチや下ネタ等の馴れ馴れしい言動はしないよう気をつけましょう。
彼は嫉妬に怒り狂いますが、そのうち自分の殻をやぶってタメ口をだんだんと使ってくれるようになるでしょう。
好きな人に急に敬語になる男性心理
二つ目の「今まで敬語じゃなかったのに好きな人に急に敬語になるパターン」を詳しく説明します。
近くなり過ぎた距離を離すため
今までは、親しくなるにつれ敬語も外してくれて喋ってくれていたのに、突然敬語になって他人行儀な態度に切り替わってしまいます。
これは、好きな女性との距離が近づき過ぎてしまった事に気づいて、慌てて他人レベルに距離を戻そうとするための態度です。
女性側からすると、敬語に戻ってしまったタイミングに思い当たるフシも見当たらないため、不自然な敬語に違和感を感じてしまい、
嫌われたのかな・・・
と不安に思うしかなくなるのです。
これは2人の関係性が組織の中にあったり、どちらかが既婚者であったり、適度な距離を保つ必要がある場合に起きやすい現象です。
敬語は自分の立場を守るための手段
女性側は「仲良くなりたい!」という気持ちひとつで好きな人と触れ合いたいと思うので、恋をすると周りが見えなくなって好きな人にどんどん近づいてしまいます。
ですが、好き避け男性は最初のうちは仲良くしてくれるのですが、徐々に近くなっていく2人の距離に「恐怖」を感じてしまうのです。
その恐怖とは「社会的な死」という、男性にとっては死活問題となるものです。
男性は仕事を人生の中でも第一優先としており、一生をかけて積み上げているものがあるため、一時の恋愛感情でそのすべてを水の泡にしたくないと思っています。
仕事とは社会的な「信頼」が大事である事をよく理解しているので、社会のルールを守れない人間であるというレッテルは絶対に張られたくないのです。
なので、あなたが募らせる好意のアピールは、彼らにとってはこれまで必死に積み上げてきたものを削られる思いなのです。
それを阻止するために、好きな人に急に敬語になるという手段で冷たく意思表示をしてしまうのです。
いわば、好き避け男性の警戒心の現れなのです。
ですから、あなたを嫌いになったわけではなく自分を守るために警戒しているだけなので、あまり不安に思わなくても大丈夫です。
敬語は大切に扱ってもらいたいから
好き避け男性はプライドが高く、あなたに知らず知らずのうちに傷つけられてしまった心の傷がまだ痛んでいます。
そのため、どうしてもフレンドリーな態度で仲良く接することを心が拒んでしまうのです。
そんな時は、敬語を使って話すことで「もっと俺のこと大事に扱ってくれよ」という気持ちを示そうとします。
あなたが俺を大事に扱ってくれてないような気がするから、ひとまず敬語で心の距離をとらせて頂きます。
と、まるで「実家に帰らせて頂きます」と大きな荷物を抱え子供の手をとりながら、旦那に言い放つ嫁のように、あからさまな敬語を使って大切に扱われなかった悲しい気持ちを表現しているのです。
敬語はあなたとの永遠のさよならを阻止するため
彼らは、あなただからこそつい素の自分を見せてしまっていただけで、普段はあけっぴろげに人に心を開ける人ではありません。
なので、仲良くなりすぎたゆえにうっかり傷つけ合ってしまった過去を繰り返さないために、敬語を使うことで相手にわかりやすく
俺は敬語を使って分かりやすくあなたを丁寧に扱っているつもりです。なので俺のことも丁寧に扱って下さい。しばらくは慎重にいきましょう。
と態度で示しているのです。
これは、あなたのことが大好きだからこそ、心の距離が近くなりすぎてうっかりお互いに傷をつけ合って、今度こそ永遠のお別れになってしまう事態を阻止するための、彼なりに二人の関係を守る施策でもあるのです。
敬語口調のせいで他人行儀になってしまい若干の違和感や寂しさを感じることよりも、近くなり過ぎて傷付け合った結果、心の底から嫌いになって永遠に離れ離れになってしまうことの方が彼らにとっては怖いのです。
このようにして彼らは、多少不自然であっても、敬語を使うことでお互いの心の距離感のバランスをなんとか保とうと頑張っているのです。
敬語を外してもらうには
以上の理由から、彼がなぜ突然敬語に切り替わってしまったのかがご理解頂けたかと思います。
手っ取り早く彼の警戒心を解きほぐすならば、女性側も好き避け男性に負けないくらいの敬語口調や謙譲語や丁寧語を使って話してみるのが効果的です。
けれど、だからといって決して感じ悪くわざとらしく角が立つような嫌味口調で突き放すように話すのではなく、
(私はあなたの敵ではありませんよ。この通り慕っていますよ。あなたの態度を悪く受け取っていませんよ。)
という敬愛の気持ちが彼に伝わるように、彼に合わせて、出来るだけ柔らかい口調で敬語を取り入れるようにして下さい。
彼が敬語口調を徹底しているからといって、あなたも敬語口調を徹底する必要はありませんが、彼が敬語口調を少しづつ崩してくれるまでは、あなたもしばらくは敬語口調と共に遜る態度を彼に示すように心がけて下さい。
まとめ
好き避けくんの生態は見極めてしまえばかわいいものばかりですが、敬語をいつまで経っても使ってくるのはいささか困りものです。
けれど、敬語を使われたからといって、あなたへの気持ちがないというわけでは決してないのですから、慌てず焦らず傷つかずに落ち着いて、彼のその真意を理解してあげて下さい。
彼、敬語になっちゃったか・・・。そっか、私たちちょっとクールダウンした方がいいよね。親しき仲にも礼儀ありっていうしね。というか、大人の恋愛なんだし、むしろそれがフツーよね♪彼主導で私に合わせてくれるようになるまで、しばらくは敬語口調で慎重にいこう。
というくらいのゆったりした気持ちで接すると、相手も徐々に良い方向に態度を変えてくれるようになりますから、どうか安心して下さいね♪
ということで、好き避けくんの困った敬語口調についてのお話しは以上になりますが、こちらでご紹介した好き避け男子の心理はごく一部です。
もっと好き避けの理由が知りたい!安心したい!
と思う方は「好き避け男子攻略の極意」をお読み頂くと効果を実感できるかと思います。
恋愛は表面的な部分を変えるだけでは何も変わりません。
人の精神性は態度や言葉に滲み出てくるものですので、自分の意識を変えることで相手の態度も必ず変化してくれます。
無理したまま勝ち取る勝利よりも、あなたらしくいながらにして勝ち取る勝利が本物なのです。
どうか、あなたが本物の恋愛勝者になれるよう、心より応援しております。